Fedora 10 インストール
使う予定もないのにVMwareにFedora 10をインストールしてみました。ついでに初めて仮想マシンも作ってみたり(Ubuntu 8.04は仮想マシンごとダウンロードした)。
まずはソフトウェアのバージョン・・・
です。Fedora 10は公式ページからISOファイルをダウンロードしました。3.8Gくらいあります。これを作成した仮想マシンにマウントしてインストールを行います。
なお、記載どおりに作業を行って問題が生じても、一切責任を負うことはできませんのであしからず。参考までにどうぞ。
仮想マシンの作成
まずは仮想マシンを作成します。Console画面でNew Virtual Machineを選択します。
仮想マシンの設定を行います。これは後から変更できるので、とりあえずTypicalを選びます。
この仮想マシン上にインストールするディストリビューションを選択します。正しく選択すると、そのディストリビューション用に最適化してくれるそうです。Linux 2.6 32bitを選択。
[参考]
Fedora - Wikipedia
仮想マシンの名前と保存先を指定します。お好みで。
ネットワーク接続の設定です。
- Bridged
- 仮想マシンのネットワークアダプターにもIPを割り振り、直接ネットワークに接続する方式。
- NAT
- ホストOSを介してネットワークに接続する方式(ゲストOSとホストOS間に仮想的な通信路を設ける)。
- Host-Only
- ゲストOSとホストOS間でのみ1対1で通信を行い、外部には接続しない方式。
ここら辺はよく理解してないので、間違ってるかも。各人調べてみてください。私は使用しているネットワークの関係でNATを選択しました。
仮想マシンが使用するHDD領域の設定です。これは後から変更できないので、慎重に設定してください。
- Allocate all disk now
- 仮想マシン用にあらかじめディスクスペースを確保します。これにより動作が速くなります。
- Split disk into 2 GB files
- ディスクスペースを2GB毎に分割して保存します。恐らくバックアップのしやすさを考慮したものだと思います。
私は「Allocate all disk now」にのみチェックをしました。
これで仮想マシンの作成は完了です。
仮想マシンの設定をする
次に仮想マシンの設定を行います。メニューバーから「VM」→「Settings」と選びます。
まずは仮想マシンのメモリーの設定ですが、これはお好みで選択すればOK。ただ、512MBくらいは確保しておいた方が良いと思います。
次にCD-ROMドライブの設定です。今回はISOイメージを用いてFedoraをインストールするので、
- 「Device status」を「Connect at power on」
- 「Connection」を「Use ISO image」にし、FedoraのISOを選択
のように設定します。
最後にプロセッサーの設定をします。マルチコアCPUを利用している人は、Twoを選択すると性能を引き出すことができます。私はCore 2 Duoを使っているので、Twoを選択しました。
以上で仮想マシンの設定は終わりです。
Fedora 10のインストール
いよいよOSをインストールします。といってもほとんどウィザードに従っていくだけですが。まずはStartを押して仮想マシンを起動します。
仮想マシンが起動すると、先ほど設定したISOイメージが自動的に読み込まれ、Fedoraのインストール画面になります。「Install or upgrade an existing system」を選択してください。
あとはお好みでインストールしていってください。
一点だけ注意すると、タイムゾーンの設定で「システムクロックでUTCを使用」にはチェックを入れない方が良いみたいです。Fedoraを起動するたびにUTCに揃えられてしまうため、ホストOSと時差が生じてしまいます(日本は(UTC+09:00)であり、こういう時は日本標準時であるJSTを使う)。
おめでとうございます。インストールが完了しました。
あとは再起動すればFedoraが起動します。お疲れ様でした。